東海地震の発生確率は今後30年で87%
花園公園で軽い運動をやってきました。
11日午前5時7分ごろに静岡県中部を中心に発生した震度6弱の地震について気象庁が
東海地震発生の可能性を検討する「地震防災対策強化地域判定会」の臨時会合を開きました。
昭和54年の設置された判定会ですが、本番での会合は今回が初めてということです。
震源地は当初の発表通りに駿河湾。震源の深さは約23キロ。マグニチュード6・5で、
この地震が想定されていた東海地震ではない、という見解を表明しています。
今回の地震は、将来発生すると見られている東海地震の想定震源域で起きています。その
ために東海地震ではないか。もしくは東海地震を誘発する可能性があるのではないか、と
いう意見も出ましたが、結果としてその可能性は低いようです。
ただし、「いつ起きても不思議ではない」という結論に変わりなく、専門家は今後も注意
深く監視する必要性を強く指摘しました。
東海地震は100〜150年周期で繰り返し発生する海溝型の巨大地震で。前回の安政東海
地震(1854年)からすでに約150年が経過していることから相当にエネルギーを蓄積
していると見られており、今後30年以内に発生する確率を87%という試算が出てます。
東海地震の想定規模はマグニチュード8クラス。今回の地震の100倍以上も大きなエネ
ルギーが放出されるということです。
東京大学地震研究所の古村孝志教授も次のように発言しています。
「東海地震のひずみは、この程度の揺れでは解放されない。明らかに違う地震」
地震列島を呼ばれる日本ですが、今後も厳重な注意が必要なようです。
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