大リーグのオースターゲーム開幕でイチローが大活躍



今日のお昼ご飯は銀座のコンビニのお弁当です。





15日午前(アメリカ時間14日)、アメリカ大リーグの祭典「オールスター戦」が

ミズーリ州セントルイスにあるブッシュ・スタジアムで開幕しました。



ファン投票によって日本人選手唯一の出場となったイチロー選手は、2001年の

大リーグデビュー以来、9年連続出場という快挙を成し遂げました。スーパースター

にふさわしい人気ぶりですね。



「オールスター戦」のもう1つの注目は、バラク・オバマ大統領(47)の始球式。

有色人種として初めてアメリカ大統領になったオバマ氏ですが、昨今の世界不況に

よってアメリカ経済もガタガタの状態。世界最大の自動車メーカーで、アメリカが

誇る企業ゼネラル・モーターズGM)が破たんし、サブプライム問題、イラクの軍事

問題と、前政権が残した後始末にてんてこ舞いの様子です。



アメリカンリーグの1番バッターとして打席に立つイチローは、記者団に対して次

のようなイチロー節を披露。



「大統領を目の前で見られることはないですからね。“WHAT’S UP?”

(調子はどう?)ぐらいは言いたいですよね」



始球式でオバマ大統領を対峙することを聞かれたイチローは、



「僕の打球が大統領の頭に当たったら、どんな事態になるか」とジョークを飛ばし

ました。



始球式ですが、日本とアメリカでは流儀が違います。

日本ではバッターが打席に立って空振りするのが流儀ですが、アメリカでは打席に

立たないのが流儀。



さて、イチローがどのような始球式に臨むか、と全米が見守りましたが、アメリ

式の始球式を重んじ、バッターボックスには立ちませんでした。



笑顔で登場したオバマ大統領は、サウスポーで見事なピッチングを披露して試合開始

となりましたが、この後でイチローが魅せてくれました。

リンスカム(サンフランシスコ・ジャイアンツ)投手が投げた速球を見事にとらえて

ライト前に運ぶクリーンヒットを放ちました。



スーパースターの名に恥じぬ活躍ぶりで、同じ日本人として誇らしく思いました。





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