芸能人効果薄れる! 東国原知事大ピンチ
スーパー山田では東国原知事のイラスト入り食材をよく見かけます。
知事として最高の知名度を誇る”そのまんま東”こと宮崎県の東国原英夫知事(51)。
自民党からの出馬要請を受けて、「(わたしを)次期総裁候補にするならば」という
条件を突きつけたことが話題になりました。
国政に強い関心を寄せていた東国原知事ですが、雲行きが怪しくなってきたようです。
9日、東国原夫知事は、衆議院選挙の立候補に対して「予想以上に逆風だ」と弱気の
コメント。疲労のためか、顔色もあまりよくなかった様子。
「(現状では)県民がすんなり快く送り出してくれることはなく、自民党内外も逆風が
強いですね」
東国原知事は、自民党から立候補するにあたり、2つの条件を挙げています。
(1)地方分権に関する全国知事会の要望を党のマニフェスト(政権公約)に載せる
(2)自分を次期総裁候補にする。
この条件を「100%のんでもらわないと出馬はしない」と強調しましたが、そもそも
立候補自体が怪しくなっています。
世論調査によりますと、東国原知事の衆院選出馬に対して、有権者の8割が「NO」
と回答しました。
共同通信社が実施した全国緊急電話世論調査(7月3日〜4日)によりますと、
「立候補しないほうがよい」が81.6%
「したほうがよい」の14.5%
とくに宮崎県民の反発が強いです。知事職を途中で放り投げるのですから、当たり前
ですよね。
自民党内からも反発の声が噴出しています。
津島派の津島雄二会長(79)は、「地方行政と国政を担当する立場は違う」と強調。
町村派代表世話人の谷川秀善参院幹事長(75)も「国民に政策を訴えるべきなのに
人気者を擁立することだけにこだわるのは本末転倒」と述べたそうです。
イケイケで注目を集めていた東国原知事ですが、世論の支持がまったく得られていない
現状にはガックリ。芸能人効果も風前のともしびなのでしょうか。
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